お 伊 勢 参 り
2011年1月7日(金) 晴れ 場所によっては曇り、雪
リハビリ歩きを兼ねて初詣なんて、不敬不遜と叱られそうですが、数十年ぶりにお伊勢さんに行くことにしました。日帰りバスツアーもたくさんありますが、内宮でたっぷり3時間、他にも海に山にあちこち寄ってくれそうで、鳥羽で温泉一泊コースにしました。

西名阪を通って伊賀上野、柘植あたり山が迫ってきて峠でしょうか、まわりは一面の雪景色。そのまま亀山の関宿に到着。雪降り止まず風情ある古い宿場町散策です。バスを降りる前に寒さ対策に一生懸命になり、カメラをふたつとも持って下りるのを忘れて写真なしです。ほとんど人が歩いていない雪の降りしきる古宿場、雰囲気よかったんですけどねぇ。


伊勢神宮・外宮
外宮は内宮に比べれば人が多くないそうで、バス駐車場も近く、時間がかからずにお参りできました。まわりの森はやっぱり立派な大木が多く、好悪に関わらず、宗教施設に護られてやっと自然が保たれるという事情はどこも同じですね。
火除橋 外宮御正殿



金 剛 證 寺

朝熊山にあるこの寺は珍しい面白い寺でした。古くより伊勢神宮の鬼門を守る寺として神宮の奥の院ともいわれ「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に唄われるように、この寺に参らずに神宮に参宮するのでは不完全とされたのだそうです。
仁王門


何故か虎の銅像 牛の銅像、頭の上に大黒様
どちらの銅像もみんなに撫でられてピカピカに光っている


竜宮門から奥が塔婆の並ぶ聖域とか
恐山のような山中他界霊場であるらしい
塔婆は墓ではなく、供養塔婆とか
この辺の塔婆は7〜8メートルの高さ
参道にびっしり立ち並ぶ塔婆 勝峰山呑海院・奥之院



朝熊山頂展望台

金剛證寺へ上がる前から道は伊勢志摩スカイラインで、このあと山頂展望台まで、くねくね道が苦手で目をつぶりますが、時々薄目を開けて眺める景色は、伊勢市が眼下に見え伊勢湾がどんどん広がる大絶景。
高いところから海の広がりを見るのが大好き。山頂は風が強かったけれど、この景色だけでも、今日のツアーは大満足でした。
写っていませんが、左のほうに伊勢、右のほうに鳥羽の町が見えました



鳥羽グランドホテル

古いホテルのようで、設備はいまいち。一押しらしい食事も、イセエビ食べ放題バイキングに魅力はありませんが、風光明媚、絵のような景色が楽しめました。
ロビーから、日没前
部屋から、日没直後

夕食はバイキング

バイキング式の食事はいつも少し損した気分になります。横の元気な人たちのよく食べること。特にスイーツ系。勝手に食べないのだから文句は言えないけれど。今回キムチ鍋があってよかった。鍋は何でもうれしい。
焼き牡蠣、焼きイセエビ、なす煮物
豚角煮、エビチリ、冷酒「伊勢物語」
キムチ鍋 デザート

翌日は、伊勢神宮内宮、おかげ横丁、「江」ゆかりの名刹など