九 寨 溝 ・ 黄 龍
“奇景、絶景” 黄龍散策、後半

5日目 2006年7月16日(土)つづき 晴れ

時々階段状になっているスロープの多い木道をゆっくり歩いてここまできました。時々酸素を吸っている人に会いますが、私は頭痛と吐き気だけで、息苦しくないのがありがたい。背中のリュックに酸素の新品を1本持っているので、気持ちに余裕がありました。
気になるのは時間だけど、夕食の6時半までにホテルに帰ればいいことになっているので、4時半までに最後の五彩池に着けば大丈夫と、あせることなく、ときどきは木道に置かれているベンチに腰掛けてお茶を飲んだり、カメラのバッテリーやカードを換えて、この調子なら最後まで行けそうかなと思い始めたのがこの辺でした。
深さはあるのに水がない
争艶池案内板
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右と左で全然色が違う石灰岩
勿踏彩池看板、五彩池まで1700m 五彩池まで1600m


争艶彩池(勿踏彩池?)


五彩池まで1200m 分かりやすい標識
五彩池まで800m
お寺の屋根が見えてきた
中寺案内板
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中寺
この辺はずっと潅木の間の木道を歩くので、距離案内板はとても励みになりました
木道の下には、かわいい花が見えて、ゆっくり進むのに休憩にもなって、写真を撮りましたが
まわりの人たちは小さい花には関心がないようで、誰も気に留めません
エーデルワイスも咲いていたんですよぉ〜〜〜   
こちらからどうぞ
黄龍古寺案内板
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黄龍古寺


五彩池案内板、クリックすると日本語部分が別窓で出ます
五彩池
五彩池は、石灰棚の壁が白く、淡い水色とあわせてこの世のものと思えない清らかな印象
水色が黄色、金色、黄緑もあり、不思議な風景
一番奥、一番高いところにある展望台から五彩池全体を一望できる
すごい人ですごい喧騒だけど、風景の美しさ不思議さは少しも損なわれたりしない
見たいものしか見えないという特技の持ち主です
下山道を下るときに見える最後の眺め、ふぅ〜ため息、また来たいけど無理だろなぁ


下りは速い、もう五彩池から
100メートルも離れてしまった
古いお寺の軒下にマニ車がぐるっと並んで
観光客がくるくる回して歩いていました
下山道は山の中をほぼまっすぐ下るので本当に速い


上の3枚は下山道からも見える絶景、争艶彩池
下山道の様子 まわりの原生林
左の距離案内板の横に8角形の東屋があったので、お昼にホテルのレストランから
ちょいといただいてきたパン2個を食べていたら、別グループの人も一緒にホテルパンを食べ始め、
考えることは同じだと顔を見合わせて笑いました
その後足取りも軽く、時間内にホテルに帰れました
実物には鳴き声にも出会わなかったけれど
この辺の鳥の図
出口を出たところに建っている
‘公安’ポリスボックス

ホテル・華龍山荘
重慶のマリオットのような調度品の立派な部屋ではないが
居心地のいい部屋
中国のホテルの掛け布団はどこもとても具合がいい
分厚いカバーをマットに挟み込んであると寝返りを打ちにくいが
薄くて軽い掛け布団を2枚普通に掛けてあるのがいい
ぎりぎりに帰ってきたけれど、まさか汗びっしょりの山シャツのままでレストランには行けません。大急ぎで汗をふいて着替えました。
座った席の隣の男性がすぐに煙草を吸い始めたので、そっと席をはずして他のテーブルに入れてもらいました。私はのどが弱くてすぐに咳き込むからですが、テーブルに灰皿が置いてあるから禁煙ではないにしても、食事の席で煙草を吸うなんて、人のことを考えない人が日本人でもいまだにおられるのですね。

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