奥関東、日光と温泉
2011年5月13日(金) 晴れ    草津温泉に一泊後新緑の山や田に迎えられて、今日もバスは走ります。


吹 割 の 滝

尾瀬の行き帰りによく、この下に吹割の滝がありますと聞くばかりで、実際にそばに行って眺めたことがありません。わくわくです。
約900万年前の火山噴火に伴って発生した大火砕流が冷えて固まった溶結凝灰岩。その上を流れる川水が、渓谷を作り滝を作ってできた吹割渓のなかでも独特の滝の形になったのがこの吹割の滝だそうです。

千畳敷と呼ばれる辺り
水量多く左側遊歩道すれすれまで流れてちょっと危ない感じ
見えてきました
この位置からでは滝の高さは見えません
溶結凝灰岩の割れ目に沿って幅20メートル、高いところで落差7メートルの溝が数十メートルに渡ってつづき
三方から流れ落ちています
説明板
クリックすると大きい画像が別窓で出ます 千畳敷の少し上流にかかるつり橋
向こうは浮島と呼ばれる中の島で、広くて固い岩の上を流れる水は
両岸を削って流れるので真ん中辺りに島ができるとか
つり橋の上から上流を眺める
対岸の萌黄色、胸キューンです
秋の紅葉がどんなにきれいか、見てみたい
木の間越しの急流をじっと眺めていると引き込まれそう

時間は大分ありましたが、つり橋を渡って木道の遊歩道を歩く人は少ないようでした。景色よく、気分よく、調子に乗って歩いていたら、分岐でしっかり確認しなかったのか、帰り道のつもりだったのに同じ観音堂に戻ってしまいました。小さいお堂ですが、左甚五郎作という如意輪観音像を祀っているとか。そこの受付?の若い女性に駐車場への道順を尋ねることに。この頃、やっちゃうんだから、方向しっかり者の過信をやめないといけません。
ヤシオツツジ(群馬県花)



中禅寺湖までの山道はまだまだ残雪あり、奥関東の春は遅いのですね

中 禅 寺 湖

戦場ヶ原、車窓から
本来は湿原の筈だけど、いずこも同じ、
草原どころか森林になっていますね
やはり人がいない中禅寺湖

3月11日の東日本大震災の影響が大きいのでしょう。本来なら行楽シーズンの筈の観光地で閑古鳥が鳴いています。実際に被害に遭われた人たちのことを思えば、とても遊びに行く気持ちになれないというのもよく分かりますが、みんなで自重して動かない買わないでいると、それでなくても停滞気味の経済はますます萎縮して、結局被災地援助にまわす余力がどこにもなくなってしまうでしょう。 被害に遭わなかった関西以西の人が動いて、物を買って、お金を回さなければ。これ、大阪おばちゃんの実感です。
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