雪景色の中ゆったり温泉2

1日目 2005年2月13日(日) 晴れ 後 小雪
白骨温泉、雪景色

1月の信州雪見温泉の旅がとても楽しかったので、2匹目のどじょうをねらって、1度も行ったことがない白骨温泉に行きました。

今までこちら方面へは岐阜県側から入っていましたが、厳冬期は凍結のため通行禁止になるようで、今回は松本経由。どこにも寄らず、ただ目的地に向かって走っただけでも、到着は夕方5時近く、道路が凍っていて、宿の近くの散策もほんの少しで諦めました。

昨年問題になった入浴剤混入事件で、温泉全体が疑惑の目でみられ、当の白骨温泉では特に被害が大きかったでしょう。

温泉効果というのは、お湯自体が持つ効能以外に、旅の喜び、まわりの景色、上げ膳据え膳のご馳走、いろんな要素があるわけで、私はそれほどこだわらない、鉱泉を温めたお湯でもよしと思うほうですが、うそやごまかしはいけませんね。
泊まった宿は、ずっと100%源泉のみ掛け流しだそうです。

有名な乳白色、といっても少し緑色がかって、とてもきれいなお湯。露天風呂では何度も出たり入ったり、お湯とまわりの雪景色を楽しみました。
ただ、その露天風呂へ行くのが遠くて寒くて。最初何も知らずに、さあ露天風呂だと、大浴場からホイホイと夜の外へ出たら、雪がのって凍りついた板や石の階段がくねくね曲がって続いて、一体どこまで行くの、裸で寒いし、素足ですべりそうというより、足の裏が氷に張り付きそう。つかまる手すりにも雪が積もっていて、半べそかいてやっと到着、でした。2度目は、バスタオルを巻いて、ゴムぞうりが戻ってくるまで待ちました。それでも零下何度とかの外気の中を裸で歩くのは寒いですよぉ。


→雪山から馬籠宿へ