

1日目 2005年1月17日(月) 小雨 後 晴れ
季節は冬。温泉がいいな。雪景色を見ながら熱燗・・・♪
よしっといつものようにバスツアーに参加しました。 バスで高速に乗ったら、小雨の上がった神戸の街に大きな虹のアーチがかかっているのが見えました。あの1月17日から10年の節目の神戸に虹をかけるなんて、おてんとさまもやってくれますね。
1年半前の秋、妹に誘われて歩いたハイキングコースのひとつ、横谷渓谷。
この時期の名神は、雪で渋滞、時には通行禁止。バスツアーは悩むこともあるのですが、今回は2日とも快晴。道中は渋滞もなくスイスイ。
途中、目の前に薄く氷が張った諏訪湖の広々した景色を眺めながらの足湯はよかったですよぉ。初めての足湯、癖になりそう。
近くの北澤美術館を見学。変だなぁと思いつつ、アールヌーボーと言えばのガレ作品展示室の入り口に気づかず、時間のほとんどをおみやげのガラス小物を見て過ごしてしまいました。この頃こんなことが増えたような気が・・・弱ったのは足腰だけじゃないよ、悲しい。
姫路を7時に出発したバスが 、三宮でちょっと遅れても、横谷渓谷入り口にある温泉旅館に予定通りぴったり4時に到着。
山の中だけどまだ明るい。これなら霧降の滝くらいまでなら歩ける!そのためにトレッキングシューズをドタドタはいて杖も持ってきたのだ!
出会ったのは地元の人らしい3人だけ。木の枝から雪が落ちる音。雪の中で餌をさがす地味な小鳥の声。川の音。静か〜。
雪をかぶった木々が黄金色に輝いて、気持ちい〜い。しあわせ〜。
霧降の滝は、凍っていませんでした。まわりの木々も霧氷樹氷になっていません。標高がそれほど高くないからでしょう。岩が赤茶色なのは変わるわけもなく、無色透明の水のようだのに、きれいに見えないのは秋に来たときと同じ。
《右写真の上にポインタをおくと秋の写真になります》
わっ、氷瀑! 道の横の山肌からしみ出てぽたぽた落ちていた水が凍ってる。1メートルもあるツララが束になって垂れ下がってます。
これはすごい! すぐ近くで細くても途切れずに流れている水は凍っていません。
滝のそばに、マイナスイオン20000個/CCと書いた看板が立ててありました。
そっか、20000個か、と意味も分からないで、ひとりでマイナスイオン何百万個も吸い込んで喜びました。
横谷温泉旅館は、部屋も食事も、温泉もなかなかよくて、信じられないくらい安いツアーでこれほど気持ちのいい宿に当たるとは正直思っていませんでした。
何と言っても、ふたつある露天風呂がいい。まわりの岩にかぶっている雪。対岸に迫る山の斜面にも、木々にも雪、雪。せせらぎの音が聞こえて、隣にいる人が分からないほど湯気がもうもうと上がって。極楽、極楽。翌日の朝も含めて3回入りました。みなさん最低3回、中には5回入った人も!
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