![]() ![]()
![]()
![]()
タカカウ滝に行く道はかなりの急勾配で、何度かバスがスィッチバックで登りました。バスのスィッチバックなんてはじめて。ヘアピンカーブへ来ると頭を突き当たりにぎりぎり突っ込み、ちょっと切り替えて次のカーブまでバックで登り、次は逆のことをして前を向いて登ります。車長7メートルの大型バスがこんなことを繰り返していたら、前にも後ろにも車が並びます。こちらは車のマナーがとてもよく、じっと待っていてくれます。車のマナーのよさは驚くばかり。町でも、横断歩道に人が立ちそうになると、はるか前からスピードを落としてじっと待ちます。あまり信号がなくて自己責任の個人主義の国では、車は強者で、弱者の歩行者を保護するという教育が徹底しているのでしょうか。
カナダに来てから毎日快晴。はるか遠くの高い山の稜線や氷河が見え、湖の色の美しさ、すばらしい景色。ただ、思っていたよりずっと昼間の気温は高く、30℃以上あって、肌がじりじりと焼ける感じ。それでいて朝は7℃というから、衣類の着脱が忙しい。 今夜と明日の宿。五つ星ホテル、豪華高級ホテルとのふれこみでしたが、外観は、まわりの景色と一体化した古城のような雰囲気のバンフ・スプリングス・ホテルとは勝負にならないように思えます。機能的で新しいのが日本人好みなのでしょう。 どちらにしても、山だしの私には合いません。落ち着かず、くつろげません。 ![]()
オプションで参加した今夜の‘バーベキューと夜景、星空鑑賞’、一緒に参加しているハイキンググループには最初から日程に入っていたというこの催し。オプションで別料金というのも、観光グループとしては他の選択もできたという思いがあって、私たちのグループには不評でした。私も、明日のヘリ観光が朝早く、夜のはじまりが遅いバンフでの夜景や星空鑑賞は、終わるのが12時半にもなると聞いていれば申し込みませんでした。 バーベキューも、戸外では規制でアルコールが飲めないから、ビールを飲みたいだろうという配慮で屋根のあるところでとなったことから、スタッフが準備から調理、焼くところまですっかりやってくれて、屋根の下で食べるだけ。中には生焼けいもも・・・。よく練られた企画だったとは思えませんでした。初めから添乗員さんに話してあったとおり、最後の星空鑑賞をパスしてホテルに送ってもらいました。そんなこんなで私たちの旅仲間の間でいろいろあったことを、現地のスタッフが快く思わない態度がありありで、こちらも不快に。最後をパスしても寝るのが12時になってしまい、どんなにいやみを言われようと早く帰ったのが正解でした。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |