イ ン ド ネ シ ア

2012年2月23日(木) 晴れ  2日目午後  バリ島観光続き

ネカ美術館

午後一番はネカ美術館。大きい美術館で、4棟ある建物に、単純な時代順ではなさそうな絵画と彫刻が展示されています。伝統的描法というのか、バティック(ジャワ更紗)模様のようなインドネシアらしさを感じるものから、見るからに現代アートといったものまで。写真を撮っていいというので、好きなのを撮りまくったら数十枚になりました。その中からあまりぶれていなさそうなのを並べます。

草むらに虫 海の中でしょうね








好きな絵だけど、窓の光が映りこんで残念






パサール・ウブド

観光客専用というわけではないのでしょう。食べ物、衣類、みやげ物、雑多な品々が狭い通路を挟んで1階にも2階にも溢れています。現地で着るTシャツを買うつもりで勇んで見てみましたが、子供用のなら普通に着られそうな柄だけど、大人用は私にはカラフルすぎて、またどこかで見つけることにしようと、他の人について歩いて楽しませてもらいました。値切り交渉や、試食交渉や、だますわけではなくて最後は買うので、根っから楽しんでいらっしゃいます。


ウブド王宮

市場で長い時間をもらっても、あまり買いたいものもなく、時間をもてあましている人たちで近くの王宮見学に行きました。小さい王宮でしたが、いっぱいの見物人でした。後日、ジャワ島・ジョグジャカルタで、とても立派な王宮をいくつも見学しました。今も王の一族が暮らしておられるというところもありました。小さい王国がいっぱいあったのでしょうか。
予定になかったので、名前も分からず調べてみました。通称ウブド王宮というこの宮殿はサレンアグン宮殿という今も王族の子孫が暮らしている住まいなのだとか。無料で開放されているけれどすごいですね。
入り口の門、扉を閉ざしているので横から入ります


ライステラス

棚田のことです。まわりにヤシの木があって、なるほどライステラスですか。バリ島は気温の高さも豊富な水もあり、植えれば四毛作でもいけるそうですが、普通は三毛作だそうです。主食は米で、インディカ米。街以外はほとんど水田のようでした。



銀細工で有名だという彫金の村・チュルクの工房にも行ったのですが、あまり興味が涌かなかったのか写真が1枚も残っていません。もちろん、買い物もしていません。ジョグ・ジャカルタ製という銀線細工の大ファンで、ネットでブローチなどをよく購入するのですが、そういうのは見かけず、金製品についての説明が長かったように思います。


ケチャックダンス

夕日の沈む7時頃、舞台の上で演じられるケチャックダンスを鑑賞しました。上半身裸の男性集団が何重にも輪になって座って、ずっとチャッチャッと掛け声をかけながら手を上げたりからだをひねったり。その中の方で、少女といっていいような若い女性が数人で寸劇のようなダンスを演じてくれます。ヒンドゥの古くからの物語を基にした伝統奉納舞踊だそうです。 鍛錬を積んでよく揃った舞踊というのではなく、農事の後のお祭りのときに村の若者たちが集まって演じる土着芸能という感じです。


夕食レストラン

バリでは獲れないロブスターを取り寄せ料理してあるのだとか。それ以外はバリの料理。フライドポテトがおいしかった。
右の方がロブスター、ケチャップマニス(ソース)で食べる デザートは3種、マンゴー、すいか、パイナップル


舞踊としてはケチャックダンスより見ごたえがある 最後は観光客を上に上げて記念撮影させる


9:30ホテルに帰着。翌朝、ジョグジャカルタ行き、7:00の飛行機に乗るため早く起きるので、何はともあれ汗を流し、寒すぎる部屋の冷房をゆるめ、荷物を詰めました。洗濯物はあまり乾いていなくて、昼間も冷房が効いていたかと思いました。がっかり。
安物の携帯だったのに、海外も使えたらしく、日本からメールが2つ届き、簡単に返信したのですが、毎日ドコモショップからメールが届き、海外パケホーダイの契約になっていないから高額になるかも知れないと脅されて気が気じゃありません。でもここで気にしても仕方がない。帰ってから聞くことにしましょう。
外での食事があまり食べられないので、日本から持ってきたおせんべいとほうじ茶を沸かして夜食タイム。今日あったことをちょっと考えてみたり、忘れ物や思い違いのないように、気分を落ち着かせるのにとても効き目があります。