ただ美しいというのではありません。神秘、幽玄、秘境、とはかくばかり。とても不思議な色合い。ありえないというような色合い。紫なんて・・・。小さい池なのにどうしてこんなにいろんな色・・・? でも写真では、そういう感じは薄れますね。現実の水の質量感や透明感が伝わらないし。実物を見て写真を見れば、あぁ〜これだぁ〜・・・なんだけど。
昼食は昨日と同じ‘餐庁’で。九寨溝の中でただ1ヶ所の食事場所。昨日はまだお腹がほんとに治っていなかったので、ご飯にスープをかけて流し込んだだけでしたが、今日は、肉をよく煮込んだスープを食べました。煮込んであれば肉のほうが消化がよさそう。2日半、おかゆばかりだったけど、ようやく料理らしいものを口にすることができました。
絶妙のバランスで繰り返される堰と林。それを乗り越えて流れる水の中の何が 「ここはこれまで。」 と決めてそれ以上高くせずに進むのか。谷の傾斜度と含有鉱物量のバランスだろうか。いつまでもこの美しさをとどめてほしいけど、変遷しない自然はないからなぁ。
道路の向こう側1段高くなったところに派手な色の家々が見えます。チベット民族文化村だそうで、人は住んでいますということでしたが、完全に観光化されているように見えました。
ホテルまで送ってくれるバスの駐車場まで川沿いを歩きます。これがあの九寨溝を流れてきた同じ川とは信じられない。濁ってる、と思ったら、これは九寨溝から下った川にまもなく合流する別の川でした。 |
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