植物 ≪都市部≫

海辺の都市はどこも、公園など似たような感じの植物が植えてありました。亜熱帯性気候で、背の高いヤシの木や派手できれいな花をつけた木が多いようです。南アフリカで有名なジャカランダも、原産地はブラジルだとか。季節外れに咲くことはよくあるのだそうです。あちこちで少し咲いているのが見られました。
日本の都市なら山の手は緑いっぱい。高級住宅地となっていますが、今回行った南米の都市はどこも、高いところは水も出ないことがあって、山といってもほとんど岩だけか禿山。逆に貧困層が高いところへどんどん上がる傾向があるそうです。緑いっぱいというのはずいぶん贅沢なことだということでした。


ブラジル  リオ・デ・ジャネイロ
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ブラジルの木(左)と
鉄の木(右)
サルの果物の木 日本では、ゴムの木と呼ばれ新芽新枝が観葉植物に
なっているけれどすごい大木
ブラジルの国名のもとが木だったとは!隣の鉄の木はとても硬いそうです。
サルの果物の木は街のいたるところにある大きな木です。後にアマゾンでも見ました。きれいな花と大きなボールのような実が一緒に木になっているのが不思議でしたが、暖かいところではこんなこともあるのでしょうか。食べられなくはないけれどおいしくないからこんな名前がついたのだとか。
右はアメンドアという化粧品用油脂をとる実だそうです。



アルゼンチン ブエノスアイレス


ボカ地区の小公園、大きなきれいなピンクの花

走るバスの車窓から、公園のジャカランダ



ペルー リマ

海辺の都市である点は上の2都市と同じですが、この街は砂漠の中の街で、遠くから水を引いているから、植物までなかなか回らないようです。ゴルフ場の前のマンションが、最高級マンションだとか。
公園の花木 新市街の高級住宅庭園の木