![]() ![]() 14日目 3月22日(土) くもり 後 霧 小雨
ブルーにイエローの線入りのしゃれた列車が入ってきました。観光用特別指定列車という感じです。地元の住民用車両とあまりに違って居心地悪い気がするけれど、それは平和で金持ボケした日本人の甘い感傷で、この特別仕立てで観光客から高い料金を取り、安全を確保するようです。特に、チチカカ湖へ行く別路線の列車は、すさまじい押し売り強奪が日常的なのだとか。
来るときに並んで下ったウルバンバ川の、泥色の濁流がゴーゴーと音を立て泡を立てて岩のあいだを流れ下る様子が一段とすさまじい。雨季だからでしょうが、これじゃもっと下流は水害ですよ、日本なら。地図で見ると、この後、北に向いて山地をどんどん下り、何本ものアンデスから流れ出るほかの川と合流しながら、先日行った幅4キロの大河アマゾンの町イキトスまで直線距離にして1000キロ以上も流れ下るようです。そこでまた、アンデス山脈の水を集めて、標高差がほとんどなくなって川幅が広がり、4000キロを経て大西洋に注ぐのです。この水が・・・
3つの窓の神殿、王女の宮殿、太陽の神殿、石に凹みがあったり出っ張りがあったり、研究者がいろいろ推論するけれど、なかなか定説とはならないようです。だけど研究者ではない私は、草葺き屋根が復元されていないから、両側のとんがり壁の家の形の面白さや、よく言われるかみそりの刃1枚通さないぴったり接した石組みの見事さ。すごい急勾配に作られた段々畑のうつくしさなどに目を奪われ、喜び感嘆するばかり。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |