![]() 夙川は、松と桜の並木がつづく公園になっています 花のころでなくても、人も犬も散歩を楽しんでいます 北山は市街地と甲山の間の丘陵地が自然のままに残され ハイキングコースがいくつもあります |
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![]() 2015年 10月 5日(月) 秋の北山には、青空にひかれてやってきていたけれど、曇り空のこの日、 ちょっとの‘風’散歩でしんどいと感じる自分を叱咤して、体力回復を願って歩いてきました。 今年4月ごろから、越木岩神社隣地の岩群(磐座)がマンション建設で取り除かれると問題になって、 甑(こしき・・・古代の蒸し器)のかたちの大岩を崇める古代信仰を継ぐ越木岩神社と マンション用地になる前の夙川学院との約束で残されていた磐座3か所を、 そのまま保存して欲しいと、我が家も嘆願書を提出したのです。 いつもは、邪魔としか感じなかった遊歩道脇の岩々だけど、太古からここにある存在に、 古代人の気持ちになって、思いを込めて眺めました。
![]() ![]() 甑岩です、正面ではなく向かって右横からの姿です 右から回遊路を上ると楔あとのあるずらしたような箇所が見えます ![]() ![]() 甑岩の北東にある貴船社 古社 稚日女尊宮(わかひるめのみこと)らしい ![]() ![]() 甑岩の裏側 甑岩の裏(北側)と西側
![]() ![]() 用地真ん中あたりにある二つの磐座、もう一つあるというが見えなかった ![]() ![]() 甑岩の由来案内板 マンション建物配置図 写真をクリックすると文字の部分が大きく表示されます 用地内に残されている磐座は配置図によるとどこにも残りようがない、業者は法的手続きは済んでいて問題なしという
![]() ![]() 上り始めてすぐの石段 ![]() ![]() 遊歩道は三つの池をぐるっと回っていて、きちんとした石段もあり、急な傾斜に飛び石もあり ![]() ![]() 一枚の大岩だったらしいが、割れて木の根が入り込んでいる 比較的最近割れたらしい大岩 ![]() ![]() 右上大岩下方の小さい石も同じように割れている 地中から噴出した時に貫入したようなひとすじの模様 ![]() ![]() 左は平らな道で歩き良いが、右は高低差が大きく、地震で崩れて上りやすくなる前は足が届かなくて往生した
![]() 南の池 ![]() 中の池 ![]() 北の池 大きい高い山でなくても、山の中を歩くのは気持ちいい。 日本古来の信仰は、八百万の神と称して、自然界の存在や事象、太陽、月、星、雨、風、山や木や滝などを 崇拝する純朴な印象があります。神が降臨する磐座信仰というのは、時の権力者に利用された感がありますが、 それも含めて、古代の日本人の、この地の天変地異を恐れ敬うこころは 現代の日本人にも受け継がれているように思います。 子どもの頃から単純に自然が好きという気持ちから出てくる考えですけれど。 |
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