![]() 左股関節置換術についてのページです。 右股関節については、旧サイト“のんびぃのアルバム日記”番外編にあります。 ここでは、入院手術に関する記事が主で、日常生活のことはブログ“日日朗花”の股関節カテゴリーになります。 |
入院手術日記(左股関節) 2014年3月3日~3月18日 |
![]() 術前の貯血から違いました。採血後の回復薬という点滴がなくなり、水分を1.5リットル摂る。 シャワーを1度に2人か3人で使っていたのが、1人ずつになり、週3回30分ずつ、1回目は必ず看護師さんの直接指導を受ける。 携帯電話は充電も禁止でした。外との連絡は公衆電話でとなっていましたが、 今では、通話は、談話室などに限定されるけど、メールはベッドでもOK。世の中変わった、と実感です。 なかでも一番変わったのは、リハビリでした。 基本的なリハビリ体操は同じですが、錘なしで、使わずに固くなってしまった筋肉や筋を リハビリ士さんのマッサージでもみほぐしながら、手術股関節の可動域を広げます。 2日間は、午前と午後の2回それぞれ1時間ずつ、みっちり、その人に合わせて体操とマッサージを組み合わせて リハビリをしてもらいます。 ![]() 3回目からは、初めに、台の上に仰向けになってできることを一人でして、リハビリ先生が来てくれるのを待ちます。 その間に、カルテを書く?などの事務的な仕事をされているようです。 世間話をされるのは以前もありましたが、ただ、リラックスさせるためだけじゃなく、日頃の生活の様子を知って 的確なアドバイスをしてくれるためもあるようです。 家族との関係とか、どんな犬を飼っていて誰が散歩をさせるのか、など。 それが、いかにも聞き出すという感じじゃなく、自然な世間話になっているのがいい感じです。 手術翌日には、リハビリ士さんがベッドまで来て、本人が、ムカムカします、無理ですと言っていても、これは?これは?と 少しずつ、動かして、到底無理だと思っていた、ベッドから降りて歩行器で歩き、翌日には2本杖で歩く。 3日目には、仰向けに寝て、自力で術足があげられるようになり、2本杖で室外に出てもいいと許可が出る。 その日の午後には1本杖になって、歩く姿がきれいと褒められ、ウヒヒと喜びました。 ![]() 褒めて伸ばすリハビリ、いいですねぇ。多少つらくても、無理じゃないかなと思っても、頑張れます。 とても無理です出来ませんとやる気もなかった靴下穿きの姿勢を、たった10分ほどの指導でできるようにしてもらえました。 この姿勢で爪切りもできますから、帰ってからの生活がどれだけ楽になるか。 自分自身も、同室のほかの人たちも、信じられないほどの回復ぶりで、 術後1週間で退院ということは、ここまでできるようにして帰すというはっきりした目標があるのですね。 だけど、危ない姿勢が理解できないままでは帰れないと1週間退院が延びた人や 2本杖でもしっかり歩けなくて、何日か延びた人もいるようです。 リハビリとは関係ないけど、退院前検診で血栓が認められ、3日延びた人とか、 予定より延びる人もいることはいるようでした。 同室では、退院前日まで吐き気で苦しんでいた人も、やっと1本杖になったけど足は痛いと言っていた人も 予定通り1週間で退院して行きました。 プロから見て、帰って大丈夫、家でリハビリ頑張りなさいと言えるかどうか、わかるものなのでしょう。 ![]() 何となく胃の調子がおかしいと思っていたのがそれで治りました。 痛み止めは胃薬と一緒に飲むのですが、やはりきついのですね。 痛みが強くてリハビリがちゃんとできないのは困るので、朝は飲みました。 新しく薬が増えたりすると、薬局の人がそのたびにやってきて、詳しい説明とそれまでの薬のことも教えてくれます。 痛み止めは、本人の必要に合わせて、飲んだり飲まなかったりでいいのだとか、 効き目が出るのに時間がかかるので、夕食後と書いてあるけど、寝る前がいいとか。 手術後ムカムカが取れたころから、術足が腫れあがって、2倍くらいに太ったと思ったら1.5倍でしょうね、と リハビリ士さんには言われました。 前回、こんなに腫れなかったので、びっくり。ただ、ほとんど内出血が見えず、不思議でしたが、 徐々に、あちこちに小さく黒紫のシミが出来始め、後になるほど、腫れが太ももや膝の裏にたまる感じで 寝ていても痛くて困りました。 その痛みは、帰宅後の方が強くなりました。そのうちにひくと思っているので不安はありません。 |
![]() 入院15日目(退院日) ![]() 入院6~7日目(手術日と翌日) 入院2日目~5日目 入院1日目 手術前検診と貯血のため札幌へ (13年12月15日(日) 右股関節手術後5年検診 と、左手術の依頼 ![]() 変形性股関節症日記 (2008年~2011年) ![]() のんびぃの日記帳 ブログ“日日朗花” ‘変形性股関節症’ |