変形性股関節症日記Ⅱ

             左股関節置換術についてのページです。
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            ここでは、入院手術に関する記事が主で、日常生活のことはブログ“日日朗花”の股関節カテゴリーになります。            
            

 


   入院手術日記(左股関節)      2014年3月3日~3月18日

入院前日、札幌へ
2014年 3月 3日(月)

1月9日の予定だった手術を延ばしていただいて、3月10日と決まり、
12月の貯血分は使えないので、1週間前に入院して改めて貯血、
そのまま手術の日まで入院です。

ホテルは昨年8月、5年検診で泊まった札幌駅前の
ホテル・グレィスリーにしました。
1度も外の雪道に出ないで地下街からホテルに入れます。
ただ、ホテルに入る前の10段ほどの階段が
2~3泊用の小旅行ケースだけれど、持ち上げるのがちょっと大変で、
それでも、1段上にドンと置いて自分も上がりを繰り返していたら
40代くらいの男性が、持って上がりましょうと
さっと上がってくださって、とっても助かりました。

札幌だからじゃないかと感じました。
東京大阪では、下手に荷物に手をかけたら何か言われることもあるだろうし
どんなにしんどそうでも、家の近くの駅でもそんなことは1度もありませんでした。

このホテルは、真駒内までの地下鉄南北線駅にも近い。
今日の部屋は駅に面した部屋で景色もよく、
設備備品も不備はなく、快適に過ごせました。




入院15日目(退院日)

入院8日目~14日目(退院前日まで)

入院6日~7日目(手術日と翌日)

入院2日目~5日目





入  院

石部基実クリニックへ
2014年 3月 4日(火)

9時前にクリニックに入り、採血だけかと思ったら検尿もあって、しまったぁ、
ついさっき、ここでトイレを使わせてもらったばかり。
石部先生の手術前説明を受けたりして、少し時間が経ったところで採尿成功。
他の術前検査は12月にすんでいる分でOK。


その後、入院する小笠原クリニック病院へ移動しました。
あらかじめ送迎車を予約していたので送ってもらえました。


小笠原クリニック札幌病院へ

12月と同じ新しい病院、4階での貯血後、
同じ4階の自分の病室、ベッドへ案内されました。
貯血後1時間、食事はダメで、
貯血自体が遅く始まったので終わったのは12時半。
昼食が1時半過ぎ。お腹がすいていたので
全部食べられました。
貯血は400㏄になりました。自己申告の体重を
47キロと言ったからかもしれません。
あとで測ってもらったら実際は45.7キロ。
でも、別に体調を崩すこともなく、
荷物を横の戸棚にしまったりして、入院作業をやっていました。
2時間後くらいに、書類の不備があると看護師さんがやって来て、
その後、スーと頭から血が引く感じがして、冷や汗。ありゃりゃ、こりゃまずいぞと
ベッドに横になって血圧が上がるのを待ちました。
30分くらいで治ったので、別に報告もしなかったのですが、
後で、そういう時には必ず看護師を呼んでくださいと怒られました。
そりゃそうですね。貯血後、体調を崩す人は結構いるのですから。
つい、いつもの心理的ストレスだと勝手に判断してはいけませんでした。


持ち物検査も以前と違って結構厳しく、
ダメもとで持って行ったトングはバツ。
売店でおもちゃのマジックハンドを買いました。

あてがわれたベッドは、4人部屋、とても景色のいい窓際。
5年前は、6人部屋で狭く、トイレ洗面所はちょっと離れていて、
全員共同。
今回は、同室の人が言うところの‘小笠原ホテル’
が大げさではありません。
新しくきれいで広く、各室にトイレと洗面所がついていて、過ごしやすく快適。
同室の人は皆、股関節置換術すみで退院直前の人たち。

札幌市内の人は、明日退院、だけど昨日まで熱が続いて気分が悪かったのだとか
今日は元気そうでした。
広島の人がひとり、やはり1週間前から入院、貯血、その5日後くらいに手術だったそうで
そういう人が増えているのかと驚きました。
愛知県豊田市の人は、明後日退院とか。
みなさん、和気あいあいと仲良く、5年前の石部先生患者クラブ的雰囲気が同じで懐かしかった。

ベッド横の戸棚についているテレビはパソコンにもなるもので、
個別に使用料を払うと結構高くつきそうだから、
病衣貸与分も込みで1日1050円のセットでお願いしたら、
夕方にはパソコンの設定をしに来てくれ、
すぐに使えるようになりました。
だけど、できないことが多すぎ、重く遅く、あまり楽しめませんでした。
それでも、同室の人との話題で調べたいことが出来た時や、
みんなの家の場所を地図上で探すなど、それなりに使いました。
テレビは、家でもあまり見ないので、ほとんど見ることはありませんでした。

家でも寝るときには乾燥予防に加湿マスクをしています。
飛行機内や病室での乾燥は半端じゃありませんから
たっぷり持っていきました。
夜だけじゃなく、24時間ずっとマスクは外しませんでした。
乾燥で一度咳き込むと、1時間も激しくせき込むこともあるので
自分のためにも、同室者のためにも、それは避けなければ。
リハビリ士さんや看護師さんは皆さんマスクですから、それほど異様な感じはしないでしょう。
それにしても、枕元に干した濡れタオルが一晩でパリパリに乾く乾燥度で
よく、みなさん平気で寝ていられるものだとびっくりです。






手術前検診と貯血のため札幌へ
(13年12月15日(日)



右股関節手術後5年検診
と、左手術の依頼






変形性股関節症日記
(2008年~2011年)



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