変形性股関節症日記Ⅱ

             左股関節置換術についてのページです。
            右股関節については、旧サイト“のんびぃのアルバム日記”番外編にあります。
            ここでは、入院手術に関する記事が主で、日常生活のことはブログ“日日朗花”の股関節カテゴリーになります。            
            

 



術 前 検 診 と 貯 血 の た め 札 幌 へ
2013年 12月 15日(日)

万全な体調とはいかないまま札幌に向かいました。
だけど、この体調不良は手術前の不安からくるものかもしれないので
気にしない気にしないと唱えて、食後の気分の悪さは、しばらくベンチで休んだり、
ホテルで横になったりしてやり過ごしました。

右足手術は2月で、左も冬になってしまって、足もとがおぼつかないのを道具で補って
雪道はなるべく歩かずに済むように、
ホテルは地下道を通るところにして、ひとつでも不安を減らすようにしました。
とはいうものの、今回宿泊した「札幌全○空ホテル」は、地下通路から98段の階段を上った出口から歩いて、
外も、ほんの少し雪のあるところを歩かなければならなくて
考えも調べも足りませんでした。
道具は、杖の先につける金具と靴の裏につけるスパイク付きゴムです。
靴裏のスパイクは大丈夫でしたが、杖の先の金具は凶器になりうるということで
今回、飛行機では荷物室で運ばれました。
前回の写真が載っているのは
こちらです。




入院8日目~14日目(退院前日まで)


入院6日~7日目(手術日と翌日)

入院2日目~5日目

入院1日目






右股関節手術後5年検診

左手術の依頼




石部基実クリニックへ
2013年 12月 16日(月)

9時までにクリニックに入ればいいのですが、少し早めにホテルを出て8時半に着きました。
同日手術の福島の人や、今回初診の若い人などが続々と来られて
9時まではクリニックに入れず、横のロビーでおしゃべりしながら待ちました。
みんな同じですね。もう何年も痛みを辛抱し、手術するかどうかを迷い、
意を決して石部クリニックの門をたたいた人たちです。
以前のことを知らなければ無理もありませんが、石部先生の場合、初診から手術まで
4か月もかかるとびっくりのようでした。気持ちは分かりますねぇ。
長い間ずっと我慢してきて、やっと手術を決心したのに・・・
新しい若い先生なら、1ヵ月後の手術が可能ということで
若い人はそちらをお願いしたそうです。
もしかしたら、私たちとほぼ同時期の入院になるかもしれません。



石部クリニックのホームページに
「当院での診療はすべて石部医師、狩谷医師の協力のもとで行われます」と 書いてあり、
若い先生も手術件数が増えて経験豊かな名医になりつつあるところでしょう。

石部クリニックでは諸検査と手術説明を受けました。
採血、検尿、心電図、肺活量、股関節CT、股関節・胸部・腰椎レントゲン
いずれも問題なく、手術は予定通り1月9日に行われることが確定。
入院説明を聞き、鉄剤の処方箋をもらって、入院する小笠原クリニック病院へ移動しました。
あらかじめ送迎車を予約していたので送ってもらえました。


小笠原クリニック札幌病院へ

前回は、大分離れたところにあった小笠原病院でしたが、今回は石部クリニックにも、
地下鉄南北線真駒内駅にも近い便利なところに建てられた新しい病院で
石部クリニック関連入院患者のいる4階で貯血を受けました。
担当看護師さんは、ニコニコ優しいというよりは、てきぱき手早いベテランという感じ。
前回400㏄だったけど、年齢のせいか、380㏄になりました。
40代の頃、よく400㏄献血していたから、血をとられることは平気だと思っていたけれど、
今回は、年とともに体調不良のことも増えて、少し心配でした。 だけど、まったく大丈夫。
血を抜いているときもその後も何も異常はなく、予約してあった送迎車で駅まで送ってもらいました。
前回反対側の腕に受けた回復剤の点滴はなく、今夜寝るまでに1500㏄の水分を摂るようにと
言われました。水分なら何でもいいということでしたが、アルコールはダメ。残念。



8月に貯血の説明を受けた時には、必ず朝食はたっぷり、貯血前にも何かお腹に入れてと
聞いたのですが、何かあったのでしょうかね。
吐き気を催すこともあるから、食べないようにと言われ、結局12時まで何も食べずに貯血になりました。
お腹がすいて貧血になるよりも、食べた直後に吐く方がよくないという判断でしょうか。

やはり、少し疲れた感じがして、できればホテルの近くでお昼にしたかったのですが
無駄に探し回る元気もないし、いつもの駅ビル6階で鹿児島黒豚しゃぶしゃぶそばセットを食べ、
ちょっと食べすぎたかな。案の定、気分が悪くなって、食堂街のベンチに座って休憩しました。
こういう時に、ちょこっとうたた寝しちゃうんですよね。そして、それが私にはとても効き目があるのです。
気分は治り、ゆっくりだけど500メートルくらい歩いてホテルに戻って、とりあえず横になりました。
夕食にまた外に出る気にはなれないと、サンドイッチを買って、この日の夕食はサンドイッチだけ。

書店に入って何か軽い本を探しても、探すのに疲れました。
しんどい自覚があるのに、本を探して疲れる馬鹿さ加減に我ながらいやになります。
ホテルで横になって、持って行った2014年版・週めくり猫カレンダーを眺めたり、
ラジオを聴いたり、ボーと過ごしました。




時間だけから言えば、朝一番の診察を受けられたから、お昼過ぎには全部すんで
その日のうちにも帰宅できそうではあったけれど
いや、やっぱり、すぐに疲れてしまうのだから、気分は落ち着かなくても
ホテルでゆっくりできてよかったのだと自分に言い聞かせました。


朝早い便で神戸へ
2013年 12月 17日(火)

朝8時5分発の神戸行で帰ってきました。
8月も同じでした。早割の安いチケットはこの時間のしか買えなかったので文句は言えません。
5時に起きて、ゆとりを持ってホテルを出るはずでしたが、チェックアウトする人が手間取っていても
フロントは一人で、意外に時間がかかったり、やはりほんのちょっとでも雪道を歩くのは怖くて
ゆっくりよちよち歩きで、空港着が予定より30分も遅くなり、お土産を買う時間がなくて、
神戸空港で黒豆饅頭を買って帰りました。笑われたけれど。





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(2008年~2011年)



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